2015年2月8日日曜日

燃え尽き症候群の風太くん

昨日、読者の方から最近ブログの投稿が少ないと言う事で、体調でも悪いのか?というメールを頂きました。
確かに高度成長期を身体を酷使してひたすら突っ走って来た団塊の世代の風太くん、何時、大病に掛かっても不思議ではありませんが、幸い元気にしています。
ただ、”ブログに書くネタが無い”というのが原因です。

第二の人生で水耕栽培というテーマに出会い、元生産技術者の血が騒ぎ、水耕栽培装置の開発というテーマを中心に2年間試行錯誤し、その活動と成果をブログや簡易HPの纏めてきました。
昨年の今頃のブログを見ると、ホームハイポニカもどきの開発や水平パイププランターの改造、ミニフロート式自動給水器の更なる完成度UPを目指すという様な楽しい毎日だった様ですが、今、ここに来て、殆どやり終わった。--という感じです。現状をざっと纏めて見ますと、

①ポールプランターーーー栽培床の内部材料のマイクロファイバー雑巾の幅を60cmにボリュームアップした効果が出て、高性能な装置として活躍しています。改良点は無い。

②水平パイププランターーー1台の水中ポンプから分水して各パイプに供給する方法を改め、2本のパイプを繫ぎ、1ポンプ、1回路に変更して給水が安定した為か、昨年のトマトの成長は脅威的であった。やや息継ぎ音が残るものの、もうこれ以上の改良点は無い。ただ水平パイプの構造的欠陥として、植物1株当たりの栽培容積が少ない為、生育に限界があるが、パイプ径を150mmや200mmにしない限り改善しない。多収穫を目指すなら他の栽培方法を選ぶしかない。

③(スーパー)ホームハイポニカもどきーーー発泡スチレンボードで手軽に安く作れ、しかも高性能な栽培装置として今、風太くんの所の貴重な戦力になっている。タンクにミニフロートを組み込んで補給水の自動化も完了、これも改良の余地は無い。

④浮き根式栽培装置ーーーエヤーバブリングを併用する限り、長所より欠点(害虫の住処になる)と言う事で撤退した。

⑤ブクブク(エヤーバブリング)式栽培装置ーーー水耕栽培の原点ですが、簡単で初心者向きな栽培装置として、風太くんの栽培装置の1/3がこの方式です。これも完成したシステムです。
ミニフロート式自動給水器との組み合わせは最強と言えます。

⑥究極の自動給水システムーーーミニフロートの能力を最大限に引き出す為にたどり着いた方法です。ミニフロートに出会い、基本通り、4mmのポリエチレンチューブで配管して来ましたが、栽培装置が大掛かりになるにつれて、4mmパイプとそのツナギの詰まりに悩まされました。(風太くんはエコ生活の実践の為に風呂の残り湯を使う事も原因ですが)そこで、ミニフロートへの供給側を9mmゴムホース、ミニフロートから栽培装置への供給を15mm(9mmでも良いのですが適当な連結部品が無かったので)にして、詰まりトラブル”0”となりました。

この様な活動を2年間やり遂げ、もはやする事が無いというのが現状です。尤も新規に栽培装置を設置する場所もありません。しいて言えば家の正面右の庭でしょうが、ここで野菜栽培は美観が問題。

一応今年のテーマは「量より質の美味しい野菜作り」をテーマにしていますが野菜栽培シーズンに入るまでまだまだ日が有ります。さあ何をしようかーーー