2015年1月5日月曜日

2014年水耕栽培の総括

纏め

1.栽培装置の改良・開発はほゞやり終えた??様な気がします。
 
 究極の自動給水装置の完成、(スーパー)ホームハイポニカもどきの高性能さを確認など。

①3年間試行錯誤した自動給水装置は遂に究極として完成しました。

ミニフロート式自動給水装置は約100個読者の皆様に導入頂き、好評です。
しかし、本家の風太くんの所では、15m先への給水、栽培装置7台連結など過酷な使用条件に加えエコの為、風呂の残り湯を使っていますので基本仕様の4mmパイプではパイプ詰まり(雑菌の繁殖、ゴミで)が1回/1か月程度発生しました。そこで試行錯誤の結果、
タンクからの給水パイプを9mm、自動給水装置から各栽培槽への配管を15mmホースに変更した所、配管つまりが無くなり、栽培槽への自動給水も植物の吸水に完全に追随する様になりました。今後導入される方は究極型での製作を推奨いたします。

②(スーパー)ホームハイポニカもどきは思惑通りの高性能が確認出来ました。材料さえ揃えば一日で完成ししかも高性能、また水耕栽培らしい装置です是非皆さんチャレンジ下さい。
 
栽培装置についての今の課題は「次は何を作るか?」です。


2.作りすぎました。栽培装置が完全に機能した為、作物はとんでもなく成長し大変でした。

①前年通り、25Lの栽培装置4台にトマト2株づつ栽培しました、脇芽を取らずに自由に伸ばした方が良いという記事を参考に枝を伸ばし放題にした所、究極の自動給水装置の効果が加わり、トマトジャングルになりました。20mmの園芸支柱を使った、横桟は重みに耐えきれず、折れ曲がり、補強の為に防虫網を支える柱に繋げた所、その柱が折れてしまい、網に穴が開いてしまいました。

②トマトの北側に栽培装置を3台置き、ナスを栽培しましたが、トマトの日蔭となり、日照不足と、破れた網の隙間から侵入する害虫の被害に合い、夏ナスは全滅でした。

③水平パイププランターは改良型にして初めてのトマト栽培でした。栽培穴を1つ飛び、40cm間隔にした所、25Lプランター程では無かったですが、これも大きく成長しました。

と言う事で何時倒れるかも判らない、間に合わせの補強に支えられたトマトジャングルの中を恐る恐る身を屈めて徘徊する毎日でした。

今年はあまり欲張らず、程々にします。

3.浮き根式栽培法からの決別。

浮き根式はエヤーバブリングを前提にしていない水耕栽培方法です。風太くんのエヤー供給装置は浄化槽用のポンプを使っており、余力があるので、当初からエヤーバブリングを併用していました。併用するとどうしても浮き根床の不織布の表面より、直接水中に根を生やして行き、不織表面に根が広がって張るという本来の姿が見えませんでした。
又、浮き根床の表面がナメクジやダンゴ虫の運動場になっています。
さらに、根の張り方を見ると、どうしても、浮き根床が邪魔をしている様に思えました。
と言う事で、後半、キューリやミニカボチャの二期作目からは浮き根式を止めてすべてブクブク式にしました。