来春、トマトやキューリの栽培開始前に収穫する事を狙って、スナップエンドウの越冬苗作りをしています。豆類を種から栽培する経験された方ならお判りとおもいますが、結構、発芽させるのが難しい物です。
小松菜やレタスの種は水中に放置して根が出始めてから不織布に挟み発芽させますが、豆類を長時間水につけるとふやけてしまいますので、水に漬けずに発芽させますが、風太くんの様に気が短いと中々発芽しないのでついつい水を遣り過ぎますと豆がふやけて腐ってきますし、逆に水不足だと発芽しません。
昨年はヤシ繊維を苗床にしましたが、発芽率は1/4程度でした。
そこで今年はロックウール栽培マットと言うものを使ってみました。中々調子が良い様です。
ロックウールを使った種まき方法は
①ロックウール全体に水を吸い込ませる。
②ロックウールのブロックを逆さまにして余分な水を切る。
③穴に種を1、2粒撒く、スナップエンドウの場合は一粒です。
④ロックウールは保水性が良いので発芽するまで水をあげない。
⑤発芽後はトレ―に水をあげる。
と言う手順です。
もう少し大きくなったら苗を慎重に取り出し、何時もの不織布の苗床に包み、更に成長するのを待って、栽培槽に植えます。