2014年5月13日火曜日

ポールプランタ^のメンテナンス

植える苗の準備が出来たので、久しぶりにポールプランターのメンテナンスをします。



①分岐カプラーから該当する給水パイプを外して付属の栓で穴のフタをする。これで他のポールを止めることなくメンテナンスできます。

②ポールは異形継手に挿入されているだけですので、そのまま上に抜きます。



③上ぶたを開け中の栽培床を抜き出します。



④ビニールチューブ製の散水ノズルを外して息を吹き込み抵抗無く空気が通るか確かめます。
ノズルは栽培床材料のマイクロファイバー雑巾の色素で赤くなっています。長さ10cm程度で、先は丸箸の先で栓をしており先から側面の2/3の所当たりに穴を多数開けています。


⑤栽培床の表面は透水・防根シートで作った筒になっていますので、表面に根が張っています。
深緑色になっている所は野菜を植え付けずに放置していた穴の所で、日光により水苔が付いています。
栽培床内部の材料としたマイクロファイバーも段々ふんわり感が無くなって来ていますがこれでも大丈夫です。手で握ると直径3cm程度です。
つまり、パイプと栽培床には隙間がかなり有ると言う事です。この適正な隙間を見つけるのに苦労されている読者の方からのお便りを頂いています。風太くんの場合、ビギナーズ・ラックとでも言いましょうか、2回目で最適な栽培床となりました。詳細は過去の記事をご参照ください。
隙間が多すぎると苗床の不織布と栽培床が接触せず給水不良になり、栽培床のボリュウームを大きくすると隙間が無くなり、エヤー―キャッップの挿入代が無くなり苗がセットできません。
この適度の隙間と、外周からスパイラル状に1.5cmずつエヤーキャップが押し込まれる事も+に作用して、苗床と栽培床外周の透水シート間の水のリレーが上手く行っているのだと思います。

苗を定植する時に気を付ける事は苗床の不織布と透水シートが密着する様に丸箸の先で不織布を下の方に押し込むことぐらいです。

以前は透水防根シートの筒から芯のマイクロファイバー雑巾を抜いて、洗濯乾燥させていましたが、今はそのまま洗面所で洗うだけですがこれでもOKです。
ここまでで10分程度です。

最近の苗は殆ど種から出たばかりの2~3mmの双葉の状態で定植していますが100%定着しています。