水平パイププランターの改良版は大成功です。1ポンプからの水流を分岐して4本のパイプに供給する、と言う構想で、2年間試行錯誤を繰り返し、たどり着いたのは1ポンプ・1水路というシンプルな構造でした。
初年度はポンプの水流を6mmポリエチレンパイプに4分岐して4本別個のパイプの供給しする方法で、そこそこの収穫がありましたが、各パイプで、陽当たりの差で説明できない収穫量の差がありました。
2年目は給水パイプを8mm、15mmと太くして見ましたら、各パイプの分岐水量の差が大きくなりまた安定しません。やはり収穫量の差が有りました。
そして今年は4本、1ポンプ分岐式を諦めて、写真の様にU字型に配管をして、1ポンプで片側から15mmビニールホースで給水、反対側から25mmビニールホースで排水というシンプルな構造に変えました。
結果は当然ながら水流が安定しました。当初排水側を5mmのホースにしたら息継ぎ音が大きく夜間運転できない状態でしたが、25mmホースに変更した所、息継ぎ音は気にならなくなりました。
現在、スナップエンドを中心に栽培しています。
我が家の陽当たりの差で、左隅のホームハイポニカもどきは収穫時期を迎え、水平パイプ左側も実が膨らんできました、右のパイプは実がちらほらと言うところです。
水平パイプの穴ピッチは30cmです、スナップエンドウは60cm間隔で植え、間の穴はホーレンソウやキュウリの苗の生育に使っています。
この結果をもって別ブログ「水耕栽培装置の自作教室」の水平パイプ製作編の変更に取り掛かっています。