2014年3月9日日曜日

ポールプランターへの幼苗の定植



ポールプランターに定植する小松菜の苗の二つ折りの不織布を開けた写真です。まだ全長が4cm程で本葉も出ていませんがこの状態で定植しても大丈夫です。

風太くんが手本にしている矢野さんの本には10cmの不織布から根が出た状態を定植時期と書いていますが、改良版のポールプランターはこれぐらいの成長で定植してもほぼ100%定着します。

それはポールプランターの内部の栽培床のマイクロファイバー雑巾の幅を30cmから40cmに広げボリュウムアップした事が良かったからと思っています。これにより、ポールプランターのパイプ内面と栽培床の隙間を少なくして、苗床の不織布が確実に栽培床に密着できる様になったからです。



下手なポンチ絵で余計に混乱するかも判りませんが、説明致しますと。水色部がポールプランターの栽培床、赤色が苗床で内側に苗の根が伸びています。栽培床の外周の苗と接する側は透水・防根シートで作った筒です。
苗床は塩ビパイプの壁と透水・防根シートの間に密着し栽培床⇒不織布を通じて養液を吸収し成長します。根はパイプと透水防根シートの間に広がっていきます。

と言う事で根が4cm程であっても赤色の苗床を確実に内部に密着する様に定植すれば問題なく苗な成長する訳です。
上手く成長しない、枯れてくると言う事は赤と水色が密着していないからだと思います。