2013年12月12日木曜日

水平パイププランターの最近の設計仕様

風太くんは色々な水耕栽培装置を自作して楽しんでいます。

完成水準にあるものは

1)ポールプランター(改良版);
 
  ほぼメンテフリーな状態で、土で野菜を育てる様に、収穫、苗植えのサイクルを繰り返す事が   
 
  でき毎日葉物野菜を食卓に届けます。

2)自動水位調整器;
  
  水耕栽培に必要な養液供給の労力から解放される魔法の道具です、電気もポンプも不要で、
  
  栽培装置の水位を常時同一水位に調整できます。調整水位の変更は水位調整器の高さを変    
  更するだけ。時々、水耕栽培愛読者の皆様から製作依頼があり、作らせて頂いてますが、喜ん
  で頂いています。

3)浮き根式プランター+エヤーバブリング;
  今年はキューリ、ミニカボチャ、ゴーヤを栽培し大豊作でした。夏場の水温上昇に注意が必要で  
  す。キューリプランターの設置位置が悪かった様で夏に水温上昇し二期作目が失敗しました。
  来シーズンはプランターの設置位置を下げ、西日の直射を避ける様にしたいと思います。

これから検証していくもの;
 
 
1)ホームハイポニカもどき;
 
  市販品と同等品を安く作れる事を証明しただけで、本格的テストは来シーズンです。トマトの大
  収穫を実現したいと思います。

今だに試行錯誤中のモノーーー水平パイププランターです。
現時点での設計仕様を纏めます。

①栽培穴はφ25mm、ピッチ20cmとして、葉物は20cm、トマト等は40cmピッチで栽培する。

②水中ポンプから養液の分岐供給は無理。どうしても供給水量差が出るので、1装置1ポンプにする。 現在、4Mのパイプを2本、U字に繋いて試行しているが、安定した水の流れが実現している。
③ネトロンパイプ+透水・防根シートは管路の詰まり防止に大変役に立つ。但し、防根シートのm目つまりに注意が必要であり、対策として透水防根シートの側面に50cm毎に10mm程度の穴を開ける。

④Rio+800ポンプで充分4M+U字+4Mの管路に養液を供給できる。

⑤配管は給水側が15mm、排水側が25mmのゴムホースとする。
 
 
  
排水は自然落下な為、流水能力が落ちますので、給排水同一径では排水側で養液の滞留が発生します。今の所、Rio+800と15mm、25mmの組み合わせでバランスが取れています。

来シーズンは水平パイプ今まで4本だったのを、U字で繋いだ2本(計8M+U字部)で栽培してみたいと思います。