2014年10月28日火曜日

Q&A 良くある質問のページ開設しました。

ミニフロートを購入頂いた方から色々質問を頂いています。随分たまって来ましたので、
風太くんの別ブログ「水耕栽培装置製作教室」に一ページ追加して、随時更新して行きます。

1)水耕栽培全般  

1.水耕栽培に適した場所は?
回答)理想は陽当たり、風通しの良い場所ですが、我が家のゴーヤ・ミニカボチャ・キューリ栽培の場所は西日だけ当たる場所です。庭とウッドデッキは周りが家に囲まれている中にあり、陽当たり風通しが悪く、11月~2月は一日中日陰ですがこの様な場所でも楽しんでいます。土が無くてもOKです。むしろ土が有ると雑草が生え、害虫のすみかになります。
プランター等を置ける場所があれば、ベランダでも、デッキでも縁側でもOKです。

2.ブドウの水耕栽培は可能ですか。
 回答)私は経験が有りませんが、ネットで「ブドウの水耕栽培」で検索すれば記事が出ていますので参考にしてください。
今年私は試にパッションフルーツを水耕栽培しました。ゴーヤの影に隠れて陽当たりが悪くなり1個しか桔実しませんでしたが苗を買った時より3倍に成長しています。
 パッションフルーツはブドウと同じ樹木です。従いブドウも水耕栽培で栽培可能と思います
3.参考となる書籍、情報をお教えください。
100均の容器で出来る簡易水耕栽培の本は市販されていますが、私のHPで紹介している栽培装置類はもう少し本格的なものです。この範疇の入門書として推薦しますのは水耕栽培の元祖矢野謙介さんの「これからガーデニング水栽培野菜作りの愉しみ」です。装置つくりから、栽培方法まで幅広く解説しています。絶版本ですが、中古本としてAMAZONで売っています。私のブログのAMAZONマイページで紹介しています。
あとはご承知と思いますが、「花ブログ村」の水耕栽培のセクションです。
これは同じく私のブログの犬の写真をクリックしたら出てきます。

2)ミニフロート、ミニフロート式自動水位調整器関係

1.L型のポリチレン継ぎ手の繫ぎ方がわかりません。接着剤を使うのですか?
 (回答)ネジの内側がテーパー構造になっています。ネジを緩めて4mmポリエチレン
パイプをL字に突き当たるまで挿入してから雌ネジをねじ込んでいくと、テーパー部がポリエチレンの外形に食い込み止水できます。接着剤は不要です。

2.4mm黒色ポリエチレンパイプが入手出来ません、お勧めで無い方のTAKAGIも見つかりません。
回答)私のブログ「趣味の水耕栽培」又は「水耕栽培装置自作教室」をパソコンで見
て頂いたら右側の下の方にAMAZONマイストアーの広告が有ります。この上をクリック頂くとマイストアに入ります。
入ったページの左上のカテゴリー欄の水耕栽培用品に入って頂くと水中ポンプや私の
紹介しているポリエチレンパイプが有ります。それをクリックすればアマゾンのHPに移りますのでログインして購入下さい。アマゾンを使われた事が無い場合は ホームセンターでTAKAGIを買うしかないです。
TAKAGIのポリウレタンチューブはホームセンターの散水用品売り場に行けば大
抵見つかると思います。尚、熱帯魚のエヤリングに使う柔らかいゴムパイプは使えません。

3.ミニフロートには垂直用と水平用の2種類あるのでしょうか?
回答)ミニフロートは一種類です。フロート本体の付け根当たりにあるネジを緩めてフロートと本体部の位置を変更すれば、水平取り付け可能になります。我が家ではタンク式の栽培装置3種(花の水耕栽培、ハイポニカもどき、スーパーハイポニカもどき)のタンクの側面上方に穴を開けミニフロートを横に取り付けて問題無く稼働中です。


3)栽培装置の大きさ、材料について

1、金魚槽を流用したい。底の深い栽培槽、45cm~60cmで栽培可能ですか。
 回答)栽培槽は深くても大きくても大丈夫です。充分な酸素供給が可能であれば根が大きく広がり大きく成長します。
但し、透明な水槽はそのまま使うと直ぐに水中の水苔が発生し水中の肥料を消費します。水中に光が届かない様にしっかりと遮光が必要です。
養液の補給回路をどうするかです。私は初期に自動給水装置と栽培槽を繫ぐのにサイフォンの原理を応用して栽培槽の上からパイプを突っ込んでいたのですが、パイプの中に空気が入ると原理が働かなくなり、かなりトラブッったので結局は栽培槽の底の方に穴を開け底近くの側面同志をパイプで繫ぐ様にしました。
底面近くの側面に穴をあけられれば良いのですが?

2.発泡スチロールのトロ箱を使いたいと思いますが、大丈夫でしょうか?
回答)発泡スチロールのトロ箱を使った水耕栽培の記事を良く見かけます。注意すべき点は①光を透過するので遮光した方が良い事。②耐光性が悪く1年程で表面がボロボロになる事。③側面に穴を開けパイプを繫ぐ等の細工をする場合、水漏れ対策に難儀する事、
等です。私は水耕栽培を始めた頃に使いましたが、上記欠点に気づき、今は専らプランターを改造して使っています。

3.ポリプロピレン製の容器は1年程で劣化しますよ!!(読者の方からのご指摘)
回答)ご指摘有難うございます。100均で売っているプラスチック容器は大抵ポロプロピレン製で耐光性が非常に悪く、1年ほどでポリポリになります。ミニフロート式自動給水器は100均のポリプロピレン製透明容器を使っていますが、中を見易くして、異常を発見し易い為で、実使用時にはアルミ蒸着断熱シート(厚手タイプ)で作ったカバーを被せています。

4)循環式栽培法(ホームハイポニカもどき、水平パイププランター等)
1.循環式栽培槽を計画していますが、ポンプの大きさを決める目安は?
 回答)私のHPの水耕栽培入門(基礎編)にも書いていますが、根を動かす程の水流では根にストレスを発生させます。穏やかな流れを実現させる程度のポンプですね。エヤーバブリングだけの栽培装置でも酸素供給と穏やかな水の攪拌が実現できます。

私の作ったスーパーホームハイポニカもどきは約90Lの容量で、ポンプはカミハタRIO+400を使っています。ポンプ最大流量は5.6L/分ですが楊程が25cm程ありますので測定していませんが4L/分程度と考えて、22.5分で1回循環する計算になります。この程度でよいと思います。