2014年10月21日火曜日

スナップエンドウの苗つくり(纏め)



来春、トマトやキューリの栽培開始前に収穫する事を狙って、スナップエンドウの越冬苗作りをしています。豆類を種から栽培する経験された方ならお判りとおもいますが、結構、発芽させるのが難しい物です。今回はロックウール栽培マットを使用して、上手く行きましたので、手順UPします。
今が越冬苗を作るシーズンです。皆さん方も挑戦下さい。

ロックウールを使った育苗方法は。

①種を半日水につけます。あまり長く漬けるとふやけ豆が出来てしまいます。
②ロックウール全体に水を吸い込ませる。
②ロックウールのブロックを逆さまにして余分な水を切る。
③穴に種を1粒入れる。
種には植える方向が有ります。黒い筋の部分を上にして挿入しますが、今の豆類はチウラム処理といって、鳥に食べられない様に防護処置をしていますので黒い筋が見当たりませんが良く見ると芽の形になった所がありますのでそれを上にします。種の皮が剥がれる事もありますが気にせず挿入します。
④ロックウールは保水性が良いので発芽するまで水をあげない。
⑤発芽後はトレ―に水を少し入れる。
 

⑥ロックウールから根がはみ出してきたら、土耕栽培や、苗ポットを使った水耕栽培の場合は苗作りが完成でそのまま定植すれば良いのですが、風太くんの場合は苗ポットを使わず、不織布の苗床を作りますので更に手順が必要です。
ロックウールのブロックから慎重に根を外します。少しロックウールが付いている状態でもOKです。


⑦長さ10cm幅3.3cmの何時もの不織布を水で湿らせてから苗を包み込んでいきます。種の所は少しはみ出しますが問題ありません。これを何時もの手順のエヤーキャップに巻いていきます。



⑧日光に当て成長を待ちます、1週間程で不織布からはみ出る程に根が伸びますので、これで定植可能なスナップエンドウの苗の完成です。
豆類や、ゴーヤ等は今後この手順で苗作りしたいと思います。