2014年10月17日金曜日

そろそろシーズンオフです。



風太くんの家の庭はもう半分程、一日中、陽が差さない季節となりました。家に囲まれた庭で栽培している為に条件は非常に悪い。
奥に見えてるのはブロッコリー(スティックセニヨール)です。随分大きくなりましたが残念ながら全く陽が当たりません。手前の水平パイププランターは小松菜を栽培していますが、これもパイプ1本分全く陽が当たりません。
この様な条件の悪い所でも充分楽しめるのが水耕栽培です。
奥のプランターを置いている所、以前は園芸用の土をいれてトマトや、野菜類を栽培していましたが、陽の当たらないジメジメした場所の為か害虫が発生したり、病気に掛かったりで殆ど収穫出来ませんでしたが水耕栽培に切り替えて、少なくとも土中から来る害虫被害は防げています。その分菜園としては充分機能する様になりました。
読者の方から水耕栽培を始めるに当たっての場所の注意点について良く質問を受けますが、
10月から4月頃まで陽の当たらないこの様な場所でも充分楽しめる事。
土が無くても、コンクリート床やウッドデッキ、ベランダでもOKな事。
電気を使うのでコンセントが必要な事。
特に、風太くんの苗にエヤーキャップを巻いて栽培穴に苗を挿入する方法の場合、雨水の侵入は殆ど無いので雨水の掛かる場所でも問題無い事。

という様な回答をしています。
写真の水平パイププランターは以前アルミ蒸着断熱シートを巻いて保温していましたが、使ったシートは100均にあった薄手のタイプで2年目に表面のアルミ部分がボロボロに細かく剥がれて来たので、今回すべて剥がしました。アルミイオンは植物の成育阻害要因と言われていますので、剥がしたあとのアルミ箔の微粉末を丁寧に掃除機で吸い取りました。
保温の為の断熱シートは100均の厚手タイプを選んでください。厚手タイプは3年経過しても大丈夫です。
小松菜とブロッコリーが終われば、今準備中のスナップエンドウを定植して越冬させます。
その間、今年のトマトの暴走の為、折れ曲がったハンガー支柱と、防虫網の補強作業がこれからの仕事です。