2014年10月31日金曜日

青虫の生き残り戦略に負けません。



水平パイププランター(手前)の小松菜と向こう側のブクブク・プランターのブロッコリー・スティックセニョールです。両方共もう一日中日陰になって環境は悪いですが育って来ました。
小松菜はそろそろ収穫時期で、ブロッコリーは頂花蕾が3cm位まで育って来ましたので摘み取り側蕾を増やします。
どちらもアブラナ科で青虫の大好物です。今、ポール・プランターにはサニーレタスと小松菜を栽培していますが、青虫の付くのは小松菜だけです。
青虫取りとその前の卵をやっつけないと忽ち虫食いだらけの葉になります。
それにしても感心するのは蛾や蝶の生き残り戦略です。
大きな葉には見向きもせず、出てきたばかりの小さな葉の裏にびっしり卵を産み付けます。成長した葉に卵を産み付けるとやがて青虫になった時に固くなったり、枯れた葉を食べる事になります。
その点生まれたばかりの幼葉に産み付けると青虫に育った頃には柔らかく栄養たっぷりの葉を食べられる。という事だと思います。
虫は幼葉をどうして選別するのか?多分、成長した葉との光の波長の差?人間でも赤ちゃんのすべすべ肌とお年寄りの肌の光沢が違う、こんな所かな?
自然の原理に感心しますが、逆にこの戦略の命取りは幼葉をしっかりチェックしたら青虫の被害を低減させると言う事です。
幼葉にびっしり産み付けられた卵のやっつけ方は指先で葉を軽く挟んで指を動かし卵を磨り潰すのが簡単です。少し日が経ち固くなった卵はバラバラと下に落ちます。
青虫や卵を潰す事に快感を覚える今日この頃です。
防虫網をもっとしっかり補強しなくては。