2014年9月23日火曜日

ポールプランターの欠点???



防虫網を補強して青虫の被害が減少したので、今年は夏場もポールプランターを稼働させています。さすがに真夏日が続く時期は成長が悪かったので夏の間放置していたサニーレタスが勢を盛り返してきました。
長期間植えていたので、茎が伸びてしまっています。これを収穫してみますと、「苦い!!」今まで
こんなことは無かった。調べて見ると肥料のやりすぎという記事が載っていました。
考えてみるとポールプランターは昔の塩つくりにそっくりです。
昔の塩つくりは稲わら等を立て掛けた壁に海水を垂らし水分を蒸発させて、塩分を濃くした海水を煮立てて塩つくりをしました。
パイプの中を通る為に水分の蒸発は少ないと思いますが、52株/1本分の苗を作るのが大変で、所々抜けが出来ます。こまめにガムテープでフタをすればよいのですが、どうしても穴が開いたまま放置してしまいます。この様な所からじゃんじゃん水分が蒸発して肥料濃度が高くなることは容易に判ります。
特に夏場の温度が高い時は肥料の濃縮に注意が必要です。
これは水耕栽培全般に言える事でしょうが、長期間養液を放置しその上、エヤーリングを加えると養液濃度が高くなるのは当たり前です。
植物の最盛期の場合は水と肥料成分をバランス良く吸収してくれますが、栽培初期の苗の場合は水分の蒸発の方が早いはずですので、2回/月程度栽培槽を空にして養液全体を入れ替えるべきですね。
ポールプランターの場合、夏場は肥料濃度を薄く調整すべき。というのが今年得た教訓です。