「水耕栽培で作ったトマトの皮が厚く、美味しくない」という内容のメールを頂きました。
ミニフロートをお届けしたお友達からのメールへの返信です。ご参考までに
以下メール返信内容です。
連絡頂き、ありがとう御座います。
お届けしたミニフロートが順調に稼働している事、安心しました。
私は水耕栽培を始めて3年目、今までは何とか装置類を製作、改良を重ね、収穫を増
やす事を主眼に置いてきました。
ブログにも書きましたが、今年は質を追求していこうと思います。
ポールプランターのレタスや小松菜などの葉物は市販のものと比べ味は良いというの
が家内の評価ですが、
おっしゃる通り、トマトの味は市販品に負けています。私の乏しい経験からですが、
①固い皮の原因と考えられるのはトマトの成長不足かも知れません。
昨年、大玉の桃太郎をブクブク式プランターと、水平パイププランターに植えました
所、
水平パ イプ式では中玉程度の大きさしかならず、皮が固かった。
ブクブク式は大玉に育ちました。この違いは根の成長の差と思いました。
水平パイプ式は根の成長容量が少ないためだと思っています。
②剪定して収穫数を減らす必要がある。
プロ農家は1本当たりの収穫量を制限している様です。
我々趣味でやっている場合はどうしても数を追求しがちです。
他の水耕栽培ブログを拝見しても一株○○○個という記述が見られます、これはこれ
で楽しいですがーーー
又、種から育て、花が咲き、結実すると愛着がわき、どうしても摘み取る気になりま
せんので、一株当たりの実の数が増えてきます。
収穫量を減らさないと限られた栄養分が充分回らないのは当然ですね。< br>
③水耕栽培は植物にとって環境が良すぎる?様です。
水耕トマトを甘くする方法として、収穫期に養液に塩をいれ、養分吸収を阻害する方
法や養液を極小化する等の記事を見た事が有ります。
収穫期にストレスを与えると、植物は子孫を残す為に必死に養分を実に運ぶ様です。
ポールプランターの葉物野菜は美味しいのは、横向きに植えるという植物に異常な
状態で栽培するため、結構植物にストレスを与えているから?と思います。
先日寒気に曝し糖度を甘くする水耕イチゴのテレビ放送が有りました。収穫期に何等
かの方法でストレスを与えるのが甘味を増す方法の様です。
昨年は水回りの改良の成果が出てトマトが爆発的に成長してしまい庭がジャングル状
態になり、それどころでは無かったのですが、
ミニフロート式自動水位調整器は高さを調整する事により、栽培装置内の水位を自由
に調整出来ます。
今年は思 い切って剪定して収穫量を調整し水位調整で甘いトマトに挑戦したいと思い
ます。