読者の方から質問を頂きました。
風太くんの苗の定植法はすべて、苗に3cm幅に切ったエヤーキャップをグルグル巻きにして21~25mmの栽培穴に直接押し込む方法です。
苗が成長し茎が太くなって行くに従い、エヤーキャップが押しつぶされやがて栽培穴一杯まで茎が太くなります。
キューリ等は成長しても根本の直径は20mm以下に収まりますが、ゴーヤやオクラなどは20mm以上に茎が太くなり小さな穴では窮屈で成長を阻害します。
初めて植えたゴーヤの茎は直ぐに20mm以上の茎に成長して窮屈になり困りました、栽培槽のフタをベニヤ板で作ってましたので穴を容易く拡張出来ません。
そこで、2mm程度のドリルで栽培穴の外に円周上に穴を開けた後、カッターナイフで茎を傷つけない様に慎重に穴を広げました。半日仕事で大変でした。
今年のゴーヤ栽培はその経験を生かし、栽培穴を50mmに拡張し、写真の如く発泡ポリスチレン板で20mmの穴を開けたアダプターを使い上手く行きました。
賢明な読者の方はお分かりと思います。定植時の細い苗をいきなり50mmの栽培穴にエヤーキャップを巻いて差し込むのは無理がありますので50mmの穴の上に写真の様なアダプターを載せた後、周囲と、十字に切り欠いた部分をガムテープで固定すると20mmの栽培穴になります。
茎が太くなったら、ガムテープを外しアダプターを広げた後、再度ガムテープで固定し、エヤーキャップを介して茎を固定します。今年はこの方法でゴーヤ栽培は大成功でした。
ご参考までに。