2014年8月29日金曜日
究極の自動給水システムの製作(2)栽培装置の連結
この投稿は風太くんの別ブログ「水耕栽培装置自作教室」用に纏めた物です。
20L以上の大きさのプランターあるいは同等に容器を選びます。連結部品を取り付ける側面が平滑なものがベストですが大概のプランターは側面に強度アップの為の模様が入っていますので取り付けの邪魔になり、止水の為のシール剤塗布が必要です。
自動水位調整器にはプランター3台を連結できます。配置は上の写真がベスト、自動給水器から離れる程、水の移動に時間が掛かります。レイアウトの都合上、中に自動水位調整器が置けない場合は端でも仕方ありませんが今回の15mmホースを使った方法では殆ど気にならない程度です。
プランターをパイプ連結する部品は塩ビパイプの連結部品を使います。
材料は
端用にはTS給水エルボー13、中間の両側連結用にはTS給水チーズ13を使いTSバルブ13をネジ代わりに使います。そして止水用に20.8mmのOリング、止水補助にシリコンコーキング剤を使います。それから連結用15mmゴムホース(防藻タイプ)TS13継手には15mmゴムホースを押し込むだけで完全に繋がり水漏れしません。
使うのは21mmホールドりルーー薄板に21mmの穴を開ける工具です。
材料、工具共ホームセンターで入手できます。
製作
①プランター、自動水位調整器の側面下の方平らな所を選び21mmの穴を開けます。あまりしたギリギリに開けると水漏れ発生時にコーキングするのに指が入らなく苦労します。
②穴のバリをカッターで綺麗に取り除いた後、連結部品を組み付けます。Oリングは給水エルボ、給水チーズ側に付けしっかりとバルブをねじ込みます。
③プランター側面は模様があり止水が出来ていませんので周囲をシリコンコーキング剤で止水しま
す。自動水調整器の容器は平滑ですのでOリングだけでOKです。
④配置を考え、ゴムホースの長さを決めます。継手への挿入長さは15mm程度です。
ゴムホースを挿入する継手とホース外径に洗剤を付けるとスムーズに奥まで挿入出来て水漏れはありません。
⑤水漏れテストをして完成です。
ラベル:
水奴隷から解放される自動給水装置の製作