2014年4月5日土曜日

市販の苗は促進栽培?



只今 トマト、なす、リーフレタスの育苗中です。左手前のトマトの苗は暗い所に置きすぎて、もやし状態ですが段々茎が太くなってきてもう大丈夫と思います。昨年も同じ様に茎が長くなったけれど立派なトマトになりました。

今日近所のホームセンターを覗いてみましたら、トマトやナスの立派な苗が並んでいます。風太くんの苗はみすぼらしいのですが、昨年の経験からして問題無いと思います。

市販の苗は多分、温室や東南アジアで促進栽培しているのだと思います。
昨年、トマトの苗が足らなくなり5株、ためしに購入しました。その時の成育差は今とほぼ同じです、市販の苗は定植可能な大きさで、自家製の苗は写真の状態でした。

市販の苗の根をきれいに土を落とし、4~5日根を養液に漬けて水耕栽培に慣らして自家製、市販両方の苗を同時に水平パイププランターに定植しました。

結果は市販の苗も自家製の苗も花が咲き、トマトが実る頃には同じ成育状態になっていました。

市販の苗は定着後殆ど変化が無いのに種から育てた自家製苗は段々成長しその内に見分けがつかなくなりました。

市販の苗は促進栽培されている分、気候より先行して育っている為、気候に適合するまで、成長が止まるのではないかと推定します。

アイコの種は20粒で450円、1粒23円ですが、市販の苗は146円/株、風太くんの様にたくさん育てる場合は絶対経済的です。又、種は品質管理が出来ている為、ほゞ100%育ちます。

やはり、種から育てる事により植物栽培の醍醐味を味わえると思います。
皆さん方も市販の苗に惑わされず種から育てましょう。